道 場 訓
一 吾々(われわれ)は身心(しんしん)を練磨(れんま)し 確固不抜(かっこふばつ)の
心技(しんぎ)をきわめること
一 吾々は武(ぶ)の神髄(しんずい)を極(きわ)め 機(き)に発(はっ)し感(かん)に敏(びん)なること
一 吾々は質実剛健(しつじつごうけん)を以(もっ)て克己(じこ)の精神を涵養(かんよう)すること
一 吾々は礼節(れいせつ)を重(おも)んじ長上(ちょうじょう)を敬(けい)し粗暴(そぼう)の振舞(ふるまい)を
慎(つつ)しむこと
一 吾々は神仏(しんぶつ)を尊(とうと)び謙譲 (けんじょう)の美徳(びとく)を忘(わす)れざること
一 吾々は知性(ちせい)と体力とを向上(こうじょう)させ 事(こと)に臨(のぞ)んで過(あやま)たざること
一 吾々は生涯(しょうがい)の修業(しゅぎょう) を武道に通じ健成の道を全(まっと)うすること